ネットショッピングでも大人気の大手企業アマゾン。
そのアマゾンで裁判沙汰となる事件が起きた。
画像参照:amazon.com
2021年4月27日。
アマゾンジャパンで働いていた男性が解雇されたのは不当だと賃金の支払いを求め、東京地裁に提訴した。
男性は「東京管理職ユニオン」アマゾン支部の支部長を務めており、労働審判を申し立てていた。
男性は、アマゾンという会社は好きだが、労働環境が良くないから改善したいと話していた。
その労働環境が良くない理由としてあげたのが下記の内容。
男性はアマゾンに入社後、上司から成績が悪いと言われ、社内の業務改善プログラムを受けることに。
そのプログラムではいずれも課題を達成したものの、上司からは認められず東京管理職ユニオン(労働組合)のアマゾン支部に加入。
そこで団体交渉をおこなったが、回答は得られなかったとのこと。
また、機密性の高い情報を外部に提供していたとして、減給と降格の懲戒処分を通知される。
しかし、具体的な内容については記載なし。
このことから、男性は労働審判を申し立てた。
結果、男性には解雇を言い渡され、理由として降格後の目標達成ができなかったこととデータを外部USBに移動させたこと。複数の法人代表を務めていること。
これらにより解雇。
大手企業だからこそ、たくさんの社員が働くために必要なルールを設け、育成にも力を入れているかとは思いますが、お客様だけでなく社員の声にも耳を傾けないとこういったことになるのでしょうね。
目標達成したにも関わらずこういった扱いを受けるのはもはやパワハラなのではないかとも感じられます。
時代の変化はモノだけでなく、人も同じで考え方や価値観は違いますからね。
昔はこうだった。をいつまでも引きずっていると変化には対応できませんね。
どの会社でも労働についての問題は多々ありますが、しっかり声をあげることも今後の社員のことを考えるととても大事な事ですね。